
絵画の部
【入賞】
Drawing seciton
Winning a prize
9
Hirakata: 7 Friends
Katano: 2 Friends
【入選】
30
Hirakata: 20 Friends
Katano: 10 Friends
【審査講評】
実写と見間違うような写実的な映像や人気のあるアニメに似せたイラストなどが、人の手で描かれることなくAIで生成され、いろんなところで見られるようになりました。こういった状況の中でも、人が自ら描きたいという気持ちから生まれる絵画には、その感動や思いをダイレクトに他者に伝える力があるように思います。そして今回も、子どもたちが自らの「興味・関心」「面白い」を込めた作品が多く集まりました。
・自分の好きなものを画面いっぱいに丁寧に描いたもの
・自然や動植物、身近にある道具を改めて興味深く観察したもの
・新しい表現技法の学びを生かした面白さが画面にあふれているもの
など、表現手段の巧拙に関わらず、「自分」というフィルターを通して見つけた視点(=個性)で、自ら手を動かして画面の端々まで感じた思いや感動が丁寧に描かれており、見る側である私たちにもその熱量が伝わってきました。自身が感じたことを素直に表現した作品ばかりで、選考するのも悩ましく、おおいに時間がかかりました。
子どもは視覚や触覚などの五感を使い、体験を通して成長してゆきます。創作活動は、制作する中で自ら課題を見つけ、解決する力が自然に育ちます。コンクールをきっかけに作品づくりへ向けた熱量は、子どもたちが自らの人生を創造する力を育むことにつながり、これからの子どもたちの生きていく力につながると信じています。今回、残念ながら入賞しなかった人も、ぜひまた来年も参加していただきたいと思います。
末筆ながら、創作へのきっかけ、また発表の場である本展覧会の開催にご尽力いただきました主催者ならびに関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
審査員 髙橋 希
【絵画の部応募総数】
530
Hirakata: 22 Schools 483 Friends
Katano: 9 Schools 47 Friends
the whole world: 136,461 friends
【絵画の部応募総数】
497
Hirakata: 18 Schools 452 Friends
Katano: 7 Schools 45 Friends
the whole world: 131,817 friends
書写の部
【入賞】
Calligraphy section
Winning a prize
9
Hirakata: 5 Friends
Katano: 4 Friends
【入選】
21
Hirakata: 17 Friends
Katano: 4 Friends
【審査講評】
書写の部
作品を前に、児童たちが背筋を伸ばし姿勢を正して真剣に机に向かって筆を運んでいる様子を思い浮かべて、思わず感動を覚えなから審査にあたらせて頂きました。
• 力強いそ気な昨品
• 大きく腕をふるった大胆な作品
• おおらかでさわやかな作品
• 力強い運筆の伸びやかな作品
• しっかりと思いを込めた躍動感のある作品
などを選び出し、そして、添えれた各自の感想文にも目を通しての審査になります。高学年になるにつれて完成度が高くなるのは当然ですが、低学年でも頑張りの感じられるもの、
これからの成長が期待できる作品などが多数ありました。
このように書写をする時に身につけた集中力は、今後いろいろな事に挑謝する折に貴康な体験として生かすことが出来、豊かな魅力ある人に育つ大切な基本姿勢になることでしょう。
ご家族をはじめ多くの方々のこ協力のもと出品された作品、
緊張感をもって楽しく選ばせて頂きました。
ありがとうございました。
審査員 西 満智子